AWSを利用したクラウドWEBシステムの構築パターンがデザインパターンとして数多く掲載されている。

AWSの知識を深めるために手に取ったが、書かれているデザインパターンはAWSだけで用いられるものではなく、WEBシステム全般に対してのシステム設計レベルでのデザインパターンとも言える。

WEBシステムを構成するにあたりどのような点に気を付けるべきか、どのような技術が必要か、AWSに限らず理解していて全く損のない本。

そういう意味では、「Amazon Web Services~」となっていなければ、もっと万人にリーチできたのかも?とも思ってしまった。

「はじめに」のエピソードにもある通り、システム開発の現場では共通言語があると、単純なコミュニケーションから設計のレビューまで話が早いことが多い。

ここで用いられるデザインパターンが現場で一般言語として使われると良いなと思う。

 

一冊通しで読んだが、正直デザインパターン名が頭に馴染まない。なぜだろう。笑

GoFのデザインパターンはもう少し浸透しやすかった気がしたが・・。

という事で、何度か復習してみようと思う。

 

あと、コーチャンフォーで間違って実装ガイドの方を買ってしまったので、そっちも読んでみよう。

 

 

 

リレーショナルモデルとは何か、を述語論理から解説。

その後、正規化、直交性、ドメインというDB設計の基本を経て、

NULL、履歴、グラフ、インデックス、トランザクションといった実運用への応用を解説。

リファクタリングで実運用を踏まえた解説。

と基礎から応用まで深く広く綺麗に纏まっている。

書籍中にもあるが、業務でデータベースを利用している人が改めてその技術を振り返るのにとても参考になる一冊。

 

述語論理、学生時代に数学で習ったが、リレーショナルデータベースと繋がっていることは今まで知らず、目から鱗だった。

学習時、未来にデータベースを見据えながら理解できれば見え方も違うんだろうな。

わかる人はそれも描きながら学べるんだろうけど。